「痛バッグ」のお話

こんにちは、〈まる〉です。すっかり冬ですね。手袋なしに外出すれば、寒さと乾燥であっという間にあかぎれができてしまう恐ろしい季節です。ハンドクリームが神様のように思えてきます。

 

ここのところ各自の卒論テーマについてのブログが続いていますね。というわけで私も、今回は自分の卒論のテーマについてお話ししたいと思います。

 

私が卒論で取り扱うのは「痛バッグ」です。
皆さんは「痛バッグ」をご存知ですか?サブカルチャーの聖地と呼ばれる、池袋に行ったことがある人なら、一度は見かけたことがあるかもしれません。池袋駅の東側に行けば、高確率で持っている人を見られると思います。

さて、「痛バッグ」とは何でしょうか。
「痛バッグ」…アニメや漫画、ゲームのグッズで装飾されたバッグのこと。みる人によってはアニメや漫画、ゲームが痛々しい趣味であるため、その言葉を用いて呼ばれる「痛いバッグ」の略称。最近はアニメや漫画、ゲーム関連だけでなくアイドル業界でも見られる。
……というものです。今では、缶バッジなどのグッズのついたバッグがビニールバッグに入った形のもの、バッグの一面がビニールになっていて、そのビニールの下に缶バッジがずらりと並んだ形のものが多いです。加えて「痛車」はご存知でしょうか。アニメや漫画、ゲームのキャラクターで飾られた車のことです。それのバッグバージョンですね。

 

 

うまく想像できない!という方もいらっしゃると思うので、簡単ですが「痛バッグ」を再現してみました。なかなかインパクトのあるものなので、今回初めて「痛バッグ」を知った、という方にショックを与えないように缶バッジは全て裏返しにしておきました(笑)

私自身も、時には「痛バッグ」を持って出かける者の1人です。「痛バッグ」を持って出かけた先でも、多くの「痛バッグ」を見てきました。「痛バッグ」は十人十色、同じものはありません。ある意味「痛バッグ」は自己表現ツールの1つなのではないか、注目してみたら面白そうと思ったことが、このテーマにするきっかけになりました。

一口に「痛バッグ」と言っても、いろんな「痛バッグ」、そしてそれを持つ理由が存在します。自分の推しを主張したいだとか、推しへの愛を示したいとか、自分がそのキャラクターを一番好きだと示すためだとか。
私の場合は、自分の好きなキャラクターと一緒にいたい、その顔をいつでも眺めたい、というのが理由になります。私はいろんな絵柄の缶バッジをつけているので、一目で好きなキャラクターのいろんな表情を自身の痛バッグで見られるのです。でも、一緒にいたいからと言って「痛バッグ」を常に持ち歩くというわけではありません。一般の方々の目もありますし、なにより「痛バッグ」って重いんです。肩が壊れます(笑)

卒論の内容としては、「痛バッグ」の図鑑を作ることを着地点としています。そのために、今は「痛バッグ」の写真を集めながら卒論を進めています。同じ絵柄の缶バッジが綺麗に並べられたもの、とにかくバッグの布を埋めるようにたくさんいろんな缶バッジがつけられたもの……。現在集まっている「痛バッグ」たちの写真を見ても、本当に同じものがなくて面白いです。
卒論を無事に完成させることができるのか、不安ではありますが、私は自分の卒論の完成が楽しみでもあります。
卒論の提出まであと17日。頑張りましょ。

それではまた。
〈まる〉

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