みなさまお久しぶりです。
我が家の隣の更地に新たな家が建つらしく、工事の騒音に悩まされている〈ぴっつあ〉です。
そろそろ秋学期もはじまりますね。
夏にやろうと計画していたものは、無事にできましたでしょうか。
ちなみに私は部屋の片づけとお金を貯めることを計画していましたが、
どちらもできませんでした。しっかりした計画を立てるべきであったと反省しています。
さて、私が今回テーマにするのは「甲州印伝」です。
聞いたことのない単語だという方もいらっしゃるかもしれません。
「印伝」の由来に関しては、
南蛮貿易が盛んな17世紀、オランダの東インド会社より伝わったインド産の装飾革に「応帝亜(インデア)革」と呼ばれた革があり、印度伝来から印伝となったと伝えられています。(印傳屋HPより)
との記載があります。
印伝の由来を引用させていただいたお店「印傳屋」さんは、1582年(本能寺の変の年ですね)に甲府城下で創業し、鹿革に漆付けする独自の技法により「甲州印伝」を確立していったお店です。
何を隠そう私が今回テーマを「甲州印伝」にしたのは、半年ほど前に印傳屋さんのお財布を購入したからなのです。
こちらの写真に写っているものが、私が購入したお財布です。
値段は12000~13000円程度だったと思います。
私はもともとKate Spadeのお財布やCoachの長財布を使用していました。
かわいいデザインも気に入っていましたし、容量もあるため満足していました。
しかしそれらのお財布は、「他人とできるだけ同じものを持ちたくない」自分にとっては都合が悪かったのです。
同世代の子たちと被らず、かつ高品質で長く使える。
そんな都合のいいものが、私の身近にあることに気づきました。
それが「甲州印伝」でした。
気づいたきっかけは、同郷の友人が二十歳の誕生日に甲州印伝のお財布を買ってもらっていたこと。彼女はすでに1年ほど使っていたのですが、「使っていくうちになじんできて、とても気に入っている」と言っていました。
高品質かつデザインもたくさんあり、同世代はあまり使っていない。
なにより甲府市在住で山梨を愛する私にこれ以上ぴったりなものはない、と直感しました。
二十歳になった時、私は自分でKate Spadeのお財布を購入し、「このお財布に似合う人間になろう」と決意しましたが、今の私はこの甲州印伝のお財布に似合う人間になりたいなあと思っています。(なれているかはかなり怪しいところです。汗)
今私は「周りがみんな持っていて流行っているから買う」のではなく、「自分に合ったものを買う」ことが、長く大切にものを使うための秘訣なのではないかと感じています。
私に何年後、何十年後かに会った際にはぜひ私のお財布を確認してください。
きっと印傳屋さんの「甲州印伝」のお財布を使っているのではないかと思います。
P.S. このブログを投稿した現在が9/19 23:15なのですがあと45分くらいで22歳の誕生日を迎えます。誕生日をすっかり忘れていて明日もラストまでバイトです。悲しいな…。
〈ぴっつあ〉