こんにちは。<しょうゆ>です。卒業論文の提出と口頭試問を終えてしばらく経ち、先日、卒業者の発表がされました。
やるべき作業はとうに終わっているとはいえ、卒業論文に関して反省しなくてはならないことはたくさんあり、思い返すと複雑な気持ちになることがあります。でもただ落ち込んでいるだけでなく、学んだことをしっかりと頭に留めて過ごしていけるといいなあと思っています。
私は一つアドバイスをいただくと、ただそれだけをやればいいのだと思ってしまい、それ以上考えなくなってしまうところがあります。先生からお話しいただいたり、自分の今までの行動を振り返ったりすることによって学んだ、私の悪癖です。これを改善しない限りは、全ての物事を、ただ「それっぽく」済ませるだけの人間のまま終わってしまうのだと思います。
頭を使わず言う通りにしているのは楽ですが、何も得られることのない、本当に忌むべきことなのだと分かりました。そのため今後は、これをするためには何をするべきなのか、どうしてそうなるのかなど、「考えること」を常に忘れずにいたいです。
ここからは、春休み楽しかったことについて少し、お話ししたいと思います。あまり誰かに話す機会がなく、このままだと忘れてしまいそうだからです。
今のところ、特に楽しかったイベントは二つありました。
一つ目は、旅行です。卒業旅行に行っておきたいと思っていたのです。友人を誘い、行ってきました。初めは金沢に行きたいと言っていたのですが、都合がつかず、箱根にしました。近場ですし、そんなに見たいものがあるだろうかと少々不安だったのですが、調べてみるとたくさんありました。星の王子さまミュージアム、ポーラ美術館、箱根ラリック美術館、箱根ガラスの森美術館、大涌谷など、さまざまな場所を回ることができました。どこも想像以上に楽しめました。
写真は箱根ガラスの森美術館で撮影したものです。
二つ目は、好きなゲーム作品による舞台です。これは一人で行ってきました。卒業論文の執筆期間真っ只中にチケットの発売が始まったことや、卒業論文を無事に提出できているイメージがつかなかったことから、観覧は諦めていました。ですが、二月に入って少ししてから調べてみると、奇跡的にチケットの残数がありました。ということで慌てて購入し、最近行ってきました。
その作品初めての舞台化であり、個人的にもゲームが原作の劇は初体験だったのでいろんな意味で緊張していたのですが、素晴らしかったです。初めは、俳優さんの声が声優さんの声と全然違うし、見た目も近くで見てしまうと……と思っていたのですが。一番見た目も声もイメージと違うと思っていたキャラクターのことを、舞台が終わる頃には一番好きになっていました。
美術館も舞台も、芸術学科で勉強していなかったら、少し抵抗があったかもしれません。この学科で四年間学ぶことができてよかったと思いました。
そしてその中でも、芸術メディア系列の、長谷川ゼミで学ぶことができてよかったです。
春休みはもうあと僅かで、四月からは社会人になります。その際に、ゼミで学んだこと、卒業論文の執筆を通して学んだことを忘れずに活かしていけるといいなと思います。
今までありがとうございました。<しょうゆ>でした。